【エアコンが効かない・冷房の効きが悪い】その原因と対策とは?
【エアコンの効きが悪くなる原因】
もはやエアコン無しでの生活は考えられない現代の気候。特に夏場のエアコンは今や生活必需品ですよね。
そんなエアコンが急に効かなくなってしまったら…。真夏日であれば命に関わるトラブルと言っても過言ではありません。
ご高齢の方や小さなお子様、ペットちゃんにとってはなおさらです。
とはいえ、エアコンも機械ですので故障やトラブルはつきもの。
今回はエアコンが効かなくなった時の原因や対処法をご紹介いたします。
もはやエアコン無しでの生活は考えられない現代の気候。特に夏場のエアコンは今や生活必需品ですよね。
そんなエアコンが急に効かなくなってしまったら…。真夏日であれば命に関わるトラブルと言っても過言ではありません。
ご高齢の方や小さなお子様、ペットちゃんにとってはなおさらです。
とはいえ、エアコンも機械ですので故障やトラブルはつきもの。
今回はエアコンが効かなくなった時の原因や対処法をご紹介いたします。
その1 冷媒ガス漏れの可能性
エアコンが効かない際、もっとも可能性として高い原因はガス漏れです。
エアコンは冷媒ガスというものが室内機や室外機の中を循環することで室内の温度をコントロールしています。少し専門的な知識にはなりますが、この仕組みを冷凍サイクルなんて呼びます。
この冷媒ガスというものはエアコン内を「循環」しています。
循環ですので、本来はガスが減ることはありません。
車のエンジンオイルと同じですね。
しかしながら何らかの原因によって、この冷媒ガスが漏れて、減ってしまうことがあるのです。
そしてこの冷媒ガスが減れば減るほど、エアコンは効かなくなっていきます。
冷房が効かない、暖房が効かない、いずれも同じガスを使っているので基本的にはどちらの機能も低下していきます。
エアコンは冷媒ガスというものが室内機や室外機の中を循環することで室内の温度をコントロールしています。少し専門的な知識にはなりますが、この仕組みを冷凍サイクルなんて呼びます。
この冷媒ガスというものはエアコン内を「循環」しています。
循環ですので、本来はガスが減ることはありません。
車のエンジンオイルと同じですね。
しかしながら何らかの原因によって、この冷媒ガスが漏れて、減ってしまうことがあるのです。
そしてこの冷媒ガスが減れば減るほど、エアコンは効かなくなっていきます。
冷房が効かない、暖房が効かない、いずれも同じガスを使っているので基本的にはどちらの機能も低下していきます。
その2 ガス漏れの対処法
さて、では実際に冷媒ガスが不足してしまった場合、対処法はあるのでしょうか。
【冷媒ガス補充】
基本的にはガス漏れへの対処法はガス補充しかありません。
そこで気になるのは冷媒ガスの充填はDIYでできるのかどうかですよね。
その答えはNOです。(厳密にはオススメしないという答えが正しいです。理由は以下↓)
冷媒ガスの充填には専門的な知識や技術はもちろん、たくさんの専用機材や工具、充填するための冷媒ガスが必要になります。
高圧のガスを扱うため、しっかりとした技術・知識・経験がないと危険も伴います。
そして機材や工具類も全て揃えるとなると最低でも20万円以上はかかります。
それらの機材をしっかりとした技術・知識を持って扱えて初めて、正しい冷媒ガスチャージが可能なのです。
ご自宅にあるエアコンが全てガス漏れしているならともかく、
1台のガスチャージのために機材や知識・技術を取得するのも割に合わないですよね。
ですので、ご自宅のエアコンが効かない原因がガス漏れなのであれば、当店のような修理業者に依頼しましょう。
ただし、エアコンが効かない原因は全てがガス漏れというわけではありません。
中にはご自身で少しメンテナンスするだけで改善できるものもございますので、これから紹介していきます。
また、エアコンが効かない原因がガス漏れなのかどうか簡単に判断するための方法も一緒にお伝えいたしますね。
【冷媒ガス補充】
基本的にはガス漏れへの対処法はガス補充しかありません。
そこで気になるのは冷媒ガスの充填はDIYでできるのかどうかですよね。
その答えはNOです。(厳密にはオススメしないという答えが正しいです。理由は以下↓)
冷媒ガスの充填には専門的な知識や技術はもちろん、たくさんの専用機材や工具、充填するための冷媒ガスが必要になります。
高圧のガスを扱うため、しっかりとした技術・知識・経験がないと危険も伴います。
そして機材や工具類も全て揃えるとなると最低でも20万円以上はかかります。
それらの機材をしっかりとした技術・知識を持って扱えて初めて、正しい冷媒ガスチャージが可能なのです。
ご自宅にあるエアコンが全てガス漏れしているならともかく、
1台のガスチャージのために機材や知識・技術を取得するのも割に合わないですよね。
ですので、ご自宅のエアコンが効かない原因がガス漏れなのであれば、当店のような修理業者に依頼しましょう。
ただし、エアコンが効かない原因は全てがガス漏れというわけではありません。
中にはご自身で少しメンテナンスするだけで改善できるものもございますので、これから紹介していきます。
また、エアコンが効かない原因がガス漏れなのかどうか簡単に判断するための方法も一緒にお伝えいたしますね。
その3 ガス漏れ以外の原因
【フィルター詰まり】
エアコンには「フィルター」というものがついていることをご存知の方は多いのではないでしょうか。
エアコンはみなさんが過ごしやすい空気を届けてくれると同時に、部屋の熱気を吸い取っています。
夏場であれば室内の暑い空気を吸い取って、冷たくしてから室内に戻すようなイメージです。
(厳密にいうと少し違いますが)
室内の暑い空気を吸いこむ際に、空気中の埃など機械によくないものを濾過してくれるのがフィルターです。
このフィルターが過剰に汚れていると、当然ですが部屋の熱気を吸い込むことができなくなり冷房性能がどんどん低下していきます。
たかがフィルター、されどフィルターです。
フィルターの奥にある熱交換器(アルミフィン)が見えなくなるほど汚れているなら、一度掃除してみましょう。
これだけでエアコンの効きが大幅に改善する可能性があります。
洗い方は水洗いで大丈夫です。
ただしこの際にブラシや目の荒いタオルは使わないようにしましょう。
フィルターが破けてしまうことがあります。
水洗いで優しく、表面の汚れや埃を落としてあげましょう。
【送風ファンの汚れ】
フィルターは暑い空気を吸い込むための重要な部品と説明させていただきましたが、
同じように重要なのが送風ファン(シロッコファン)です。
エアコンが作り出した冷たい空気を部屋中に送り出してくれるのが送風ファンです。
フィルターと同じく、この部品が汚れているとエアコンがせっかく作り出してくれた冷たい空気を部屋に届けることができなくなってしまいます。
エアコン運転中に黒い汚れの塊が送風口から飛んできたり、エアコンから出てくる風がやたらカビ臭い場合は要注意。
また、運転中の送風口に手を充ててみて、そのまま横にスライドしてみましょう。
風量が一定じゃなかったり、一部風が出てきてないようなら間違いなく送風ファンの汚れが効きの悪さに影響しています。
可能ならエアコン停止中にルーバーをそーっと開けて中を覗いてみましょう。(!勢いよく開けると壊れるので注意!)
カビだらけ、埃まみれなら送風不良が発生している可能性大です。
この場合はご自身で送風ファンの汚れをブラシなどで落としてみるのも一つの手ではありますが、あまりおすすめは出来ません。
掃除してたら送風ファンを壊してしまった、なんてお問い合わせもちょこちょこきます。
また、送風口の隙間から出来る掃除は一部分なので効果としてもあまり高くはありません。
改善したらラッキーくらいのスタンスでやってみるのはアリかもしれませんが、
破損リスクもそれなりにあることを覚悟してください…。
(ちなみに送風ファンの交換は部品代含めて3〜5万円程度かかる高額修理になります。)
送風ファンが過剰に汚れている場合はしっかりと分解した上で高圧洗浄機をかける必要があります。
次の項目では実際に送風不良が改善した事例を写真付きで説明するので、
ぜひご自宅のエアコンと比較してみてください!
エアコンには「フィルター」というものがついていることをご存知の方は多いのではないでしょうか。
エアコンはみなさんが過ごしやすい空気を届けてくれると同時に、部屋の熱気を吸い取っています。
夏場であれば室内の暑い空気を吸い取って、冷たくしてから室内に戻すようなイメージです。
(厳密にいうと少し違いますが)
室内の暑い空気を吸いこむ際に、空気中の埃など機械によくないものを濾過してくれるのがフィルターです。
このフィルターが過剰に汚れていると、当然ですが部屋の熱気を吸い込むことができなくなり冷房性能がどんどん低下していきます。
たかがフィルター、されどフィルターです。
フィルターの奥にある熱交換器(アルミフィン)が見えなくなるほど汚れているなら、一度掃除してみましょう。
これだけでエアコンの効きが大幅に改善する可能性があります。
洗い方は水洗いで大丈夫です。
ただしこの際にブラシや目の荒いタオルは使わないようにしましょう。
フィルターが破けてしまうことがあります。
水洗いで優しく、表面の汚れや埃を落としてあげましょう。
【送風ファンの汚れ】
フィルターは暑い空気を吸い込むための重要な部品と説明させていただきましたが、
同じように重要なのが送風ファン(シロッコファン)です。
エアコンが作り出した冷たい空気を部屋中に送り出してくれるのが送風ファンです。
フィルターと同じく、この部品が汚れているとエアコンがせっかく作り出してくれた冷たい空気を部屋に届けることができなくなってしまいます。
エアコン運転中に黒い汚れの塊が送風口から飛んできたり、エアコンから出てくる風がやたらカビ臭い場合は要注意。
また、運転中の送風口に手を充ててみて、そのまま横にスライドしてみましょう。
風量が一定じゃなかったり、一部風が出てきてないようなら間違いなく送風ファンの汚れが効きの悪さに影響しています。
可能ならエアコン停止中にルーバーをそーっと開けて中を覗いてみましょう。(!勢いよく開けると壊れるので注意!)
カビだらけ、埃まみれなら送風不良が発生している可能性大です。
この場合はご自身で送風ファンの汚れをブラシなどで落としてみるのも一つの手ではありますが、あまりおすすめは出来ません。
掃除してたら送風ファンを壊してしまった、なんてお問い合わせもちょこちょこきます。
また、送風口の隙間から出来る掃除は一部分なので効果としてもあまり高くはありません。
改善したらラッキーくらいのスタンスでやってみるのはアリかもしれませんが、
破損リスクもそれなりにあることを覚悟してください…。
(ちなみに送風ファンの交換は部品代含めて3〜5万円程度かかる高額修理になります。)
送風ファンが過剰に汚れている場合はしっかりと分解した上で高圧洗浄機をかける必要があります。
次の項目では実際に送風不良が改善した事例を写真付きで説明するので、
ぜひご自宅のエアコンと比較してみてください!
その4 クリーニングで改善する事例
当店でクリーニングを行った事例がこちらです。
ビフォーの時点では手を充ててみても左半分は送風できていないほど汚れていました。
当初ガス漏れのご依頼でしたが、クリーニングに切り替えて無事解決。
当店ではごっそり洗う完全分解洗浄も行っておりますのでご相談お待ちしております。
ビフォーの時点では手を充ててみても左半分は送風できていないほど汚れていました。
当初ガス漏れのご依頼でしたが、クリーニングに切り替えて無事解決。
当店ではごっそり洗う完全分解洗浄も行っておりますのでご相談お待ちしております。
その5 ガス漏れ診断
上記の対策を行ってみたけど改善しない場合、やはりガス漏れの可能性が高くなります。
でも、ガス漏れ修理となると決して安くないし、どうせ修理に来てもらうなら確実に直してもらいたい…
これから、ご自身でも出来るガス漏れ診断を紹介いたしますので一緒に確認してみましょう。
さて、それではエアコンを冷房運転、設定温度を最低温度・最大風量にして5分ほど待ったら、室外機の設置場所まで行ってみましょう。
(室外機が屋根の上やアクセスしづらい場所にある場合は無理せず、点検含めて依頼しましょう!)
室外機まで到着したら、まずは室外機のファンが回っている部分から出てくる風に手を当ててみましょう。
(もし、この時点で室外機が回っていなければ室外機の故障かガス漏れが疑われますが、この場合点検にも専門的な知識や機材が必要となりますので点検依頼推奨です。)
室外機がしっかり回っている場合、出てくる風の温度はいかがでしょうか?
正常なエアコンであれば、冷房運転時は室外機からはとても温かい風が出てきます。
室外機が狭い場所に置いてある場合なんかは、足を踏み入れた時点でムワッと熱気が帯びているはずです。
繰り返しにはなりますが、これが正常なエアコンの動きです。
なので、冷房運転中に室外機から温かい風が出てきていない場合、冷凍サイクルが正常に機能していない=ガス漏れが起こっている可能性が高いです。
さらに、もし可能であれば室外機右側のカバーを外してみましょう。
ここはプラスドライバー1本あれば開けられることが多いです。
(工具の扱いになれていない方は無理はしないでください)
カバーを開けると上部目次画像のように配管が2、3本見えるかと思います。
ここに見える2本の銅菅が室内機と室外機を繋ぐ大切な配管です。
冷房運転時はこの配管が冷たくなるので暑い日だと結露して湿っていることが多いです。
ただし!
2本ある配管のうち、細い方の配管が結露を通り越して霜がつくほど凍結している場合、ガス漏れの可能性が高いです。
(上部目次画像の配管はまさに凍結しております。ご自身のエアコンと比較してみてください。)
なんで霜がつくほど冷たいのにガス漏れしてるの?と思った方もいるかもしれません。
これにはいくつか理由がありますが、原理は専門的な分野のお話になるので割愛させていただきます。
いずれにしても
「室外機の細い配管に霜がついている」
この場合はガス漏れの可能性がかなり高くなる、と覚えてもらえればオッケーです。
以上、2点が冷媒ガス漏れ時に起こりやすい事象でした。
これらが起こっていないからと言ってガス漏れではないというわけではありません。
特に後者の配管の霜付きに関しては、冷媒ガスが全て抜け切ってしまうと起こらない現象になりますので、
まずは室外機から冷房運転時に温かい風が出ているかどうかを確認してみましょう。
もし、少しでも該当するようならエアコンが効かない原因はガス漏れの可能性がありますので、しっかりとしたエアコンの修理業者に依頼しましょう。
いかがでしたでしょうか?
今回はエアコンが効かない原因やその対処法を紹介させていただきました。
当店ハナガタデンキでは、エアコンの修理からクリーニングまで幅広く対応しておりますので、
どの症状に当てはまるのかわからない場合などはお気軽にご相談ください。
お問合せの対応も全て店長のわたくしが行っておりますのでご相談だけでも大歓迎です。
エアコンのお困りごとなら是非ハナガタデンキへ!
でも、ガス漏れ修理となると決して安くないし、どうせ修理に来てもらうなら確実に直してもらいたい…
これから、ご自身でも出来るガス漏れ診断を紹介いたしますので一緒に確認してみましょう。
さて、それではエアコンを冷房運転、設定温度を最低温度・最大風量にして5分ほど待ったら、室外機の設置場所まで行ってみましょう。
(室外機が屋根の上やアクセスしづらい場所にある場合は無理せず、点検含めて依頼しましょう!)
室外機まで到着したら、まずは室外機のファンが回っている部分から出てくる風に手を当ててみましょう。
(もし、この時点で室外機が回っていなければ室外機の故障かガス漏れが疑われますが、この場合点検にも専門的な知識や機材が必要となりますので点検依頼推奨です。)
室外機がしっかり回っている場合、出てくる風の温度はいかがでしょうか?
正常なエアコンであれば、冷房運転時は室外機からはとても温かい風が出てきます。
室外機が狭い場所に置いてある場合なんかは、足を踏み入れた時点でムワッと熱気が帯びているはずです。
繰り返しにはなりますが、これが正常なエアコンの動きです。
なので、冷房運転中に室外機から温かい風が出てきていない場合、冷凍サイクルが正常に機能していない=ガス漏れが起こっている可能性が高いです。
さらに、もし可能であれば室外機右側のカバーを外してみましょう。
ここはプラスドライバー1本あれば開けられることが多いです。
(工具の扱いになれていない方は無理はしないでください)
カバーを開けると上部目次画像のように配管が2、3本見えるかと思います。
ここに見える2本の銅菅が室内機と室外機を繋ぐ大切な配管です。
冷房運転時はこの配管が冷たくなるので暑い日だと結露して湿っていることが多いです。
ただし!
2本ある配管のうち、細い方の配管が結露を通り越して霜がつくほど凍結している場合、ガス漏れの可能性が高いです。
(上部目次画像の配管はまさに凍結しております。ご自身のエアコンと比較してみてください。)
なんで霜がつくほど冷たいのにガス漏れしてるの?と思った方もいるかもしれません。
これにはいくつか理由がありますが、原理は専門的な分野のお話になるので割愛させていただきます。
いずれにしても
「室外機の細い配管に霜がついている」
この場合はガス漏れの可能性がかなり高くなる、と覚えてもらえればオッケーです。
以上、2点が冷媒ガス漏れ時に起こりやすい事象でした。
これらが起こっていないからと言ってガス漏れではないというわけではありません。
特に後者の配管の霜付きに関しては、冷媒ガスが全て抜け切ってしまうと起こらない現象になりますので、
まずは室外機から冷房運転時に温かい風が出ているかどうかを確認してみましょう。
もし、少しでも該当するようならエアコンが効かない原因はガス漏れの可能性がありますので、しっかりとしたエアコンの修理業者に依頼しましょう。
いかがでしたでしょうか?
今回はエアコンが効かない原因やその対処法を紹介させていただきました。
当店ハナガタデンキでは、エアコンの修理からクリーニングまで幅広く対応しておりますので、
どの症状に当てはまるのかわからない場合などはお気軽にご相談ください。
お問合せの対応も全て店長のわたくしが行っておりますのでご相談だけでも大歓迎です。
エアコンのお困りごとなら是非ハナガタデンキへ!